RCマンション
今回はRCの4F建てのワンルームマンションの申請依頼が来ました。
4Fだと増圧ポンプの申請になります。
しかし、今回は口うるさい県水ではなく、座間市の申請ですのであまり気を張らなくても大丈夫でしょう(笑)
最近座間市は県水の上から目線の物言いに嫌気がさして、施工指針を横浜市のやり方に変更しました。
今までのような24時間水圧テストをやらなくても、水圧調査依頼を出せばよくなったので、非常に楽になりました!
申請図面のフレームなんかも横浜市そっくりです(笑)
現地調査
現地を見に行ってきましたが、非常に汚い現場でした。
ゴミやものが散乱していて、建物も廃墟のようです・・・。
ほんとにこれ新築か!?ってくらいひどいです。
こんな現場初めて見ました(´・ω・`)
なんか一筋縄ではいかなさそうですね・・・
捺印書類
座間市の場合はさほど捺印書類は厳しくないと思います。
注意が必要なのは所有者変更届くらいでしょうか。
何気に細かくチェックしてるみたいで、前所有者から印をもらえない場合は謄本や売買契約書を添付して誓約書も同時提出します。
- 給水装置工事申し込み及び施工承認願
- 所有者変更(誓約書)
- 水道利用加入金免除申請書
- 直結増圧式給水条件承諾書
等でしょうか。
今回は共同住宅なので、共用栓は免除申請をすれば加入金が免除にできますので、しっかり出しておきましょう。
また、これとは別に水理計算書の提出が必要ですが、お施主様の印は必要ありません。
この時点で水圧の調査依頼を水道営業所に出しておくといいと思います。
占用許可
この現場はもともとSUSΦ20の小口径管しかないので、SUSΦ50に口径変更の取出し工事が必要です。
通常、水道における道路占用許可は水道営業所が行うのですが、座間の場合は水道営業所とは別に先出できます。
水圧調査の回答や捺印書類を待ちながら先に占用許可を下すのも一つの手ですね♪
今回は急ぎでもありましたので、先に占用許可をだします。
ちなみに座間市の埋戻は15㎝毎の転圧となっていますので、注意が必要です(笑)
さらに、引込管の土被りを浅くするような浅埋もできません。
占用については他の市町村より若干制約があります。
申請図面
申請図面は主に系統図・平面図・立面図・取出図があれば大丈夫です。
当然ですが、立面図はしっかり書き込む必要があります。
今回は1Fの一部が店舗で別途メーターを選定する必要があったのですが、細かい流量計算も必要がなく、ざっくりと「このくらい使うよ~」程度の書き方でもOKとのことでした。
とっても緩い(笑)
ちなみに座間市ではSUSΦ50の取出しはサドル付分水栓で行います。
県水の場合はΦ50は不断水式割T字管です。
むしろ県水だけ不断水式割T字管なのかもしれませんね(笑)
取出し方法が異なりますのでこちらも注意が必要です。
さて、病院の申請はなんとか済ませました。
今後は建築図面はCADでもらいたいところです。
作業量が全然違うのと、正確性が変わってきます(´・ω・`)
さて、今日は新案件の老人ホームについてです。
老人ホームの給水申請に必要なこと(県水)
まず、神奈川県水の老人ホームについてですが、一番ネックなのはスプリンクラーだと思います。
スプリンクラーは老人ホーム運営には必ずつけなければならない事になっています。
消防法施行令が改正され、2015年4月1日からは小規模な介護施設であっても、例外なく自動火災報知機等の消防用設備設置が義務づけられることは、介護施設の利用者側としても知っておきたいところです。
2013年8月現在、スプリンクラーの設置義務は延床面積275㎡以上の高齢者施設となっていますが、この度の法改正により、275㎡以下の床面積の施設にも設置義務が出てくることになります。
グループホームや有料老人ホームだけでなく、要介護者が短期間入居する小規模多機能型居宅介護施設等も対象となります。
これには消防法の関係で、消防設備士との連携が必要なので必ず給水申請を依頼する時は消防設備士にその旨伝えてください。
とてもめんどくさいのですが、いちいち介入してくるのが県水クオリティーです(
スプリンクラー申請に必要なもの
- 水道連結型スプリンクラー設備設置に係る誓約書
- 消防設備士による水理計算書
- 監督した消防設備士の氏名
以上が必ず必要になります。
営業所によっては消防設備士の免状を提出するよう言ってくるところもありますので事前に調査してください。
給水申請を依頼する
さて、事前知識をもったので実際に依頼する又は、申請の準備をします。
まず200㎡を超える場合はCADデータを依頼します。
これはちまちま描いてる時間がもったいないという理由からです。
依頼される業者の方は事前にもらっておくと話が早く進みます。
建築屋さんからもらうデータの拡張子については.jwwか.DEXで依頼してください。
水道業者でAUTOCADはまず使われてないので、AUTOCADデータでもらうと使えないデータとなってしまいます。
CADとは別に紙ベースでもご用意ください。
施工図等もあるとベストです(●´ω`●)
捺印書類をお施主様からもらう
ざっと工事の内容を把握したらお施主様から捺印書類を作成します。
書類についてはケースバイケースですが、今回の場合は以下の書類を用意しました。
- 給水装置工事申込書・給水装置工事施工承認申請書(申請書)
- 床下配管念書
- 受水槽念書
- 水道連結型スプリンクラー設備設置に係る誓約書
受水槽念書は厄介ですので、店舗系の申請を検討している場合は十分留意してください。
また別記事で改めて説明します。
その他提出書類を用意する
その他に県水に提出する書類もありますので、事前にご用意ください。
- 建築確認済証
- 開発許可書
- 事前協議(県水)
県水の事前協議は事前に設計屋さんが出してる場合や開発で出してる場合があります。
出していない場合は申請以前に事前協議からとなりますのでさらに時間がかかり厄介ですのでご注意ください。
以上がざっくりとした流れになります。
竣工についてまた次の記事にします。
GXとは
さて、順調に職場にも馴染んできて、仕事もサクサク進んでおります。
とりあえず、だいたい図面も出来上がったわけで、掘削図面を書きだしたところGXΦ75の配管図が描けない!
社長も忙しそうだ・・・
ってことで勉強しよう!
色々情報を集めていると、どうやらyoutubeにダグタイル鋳鉄管の施工例が動画であるとのこと。
よくわからないのは切管した後の差込口を作るとか作らないとか、特殊管にはライナーを入れるとか入れないとか・・・┐(´д`)┌
全然さっぱりわからん(笑)
とにかく適当に描いて出してしまって、なにか言われたら修正する方向で!
行き当たりばったり感満載だけど、結局管割図は給水課では審査できないらしく、工務課に頼るみたいなので申請時にはとやかく言われないだろう(
さっさと申請しないと、クライアントは大手だから後で急がされると面倒なので書類を整えてしまいましょう!
現地調査
そして道路の現況写真とか撮りに行ったところこれはかなりな県道だ!(笑)
こんな県道横断で行けるのだろうか・・・
ってか県道横断の掘削なんて初めて申請するからかなり不安(´・ω・`)
県道だけど、市管理みたいだったので念のため市役所の道路課に相談に行ってきました。
一番気になったのは中央分離帯の掘削方法。
これは分離帯切断数量を書けばよとのこと。
例:中央分離帯切断 L=2.4(4枚分)
各市町村でやり方がちがうので、あくまで藤沢市はってことで。
後は植樹でしょうか。
枯れ果てた芝生だからどうでもいいと思うけど・・・
これは公園課で確認するようにと( •̀ㅁ•́;)メンドクセッ
公園課には強気で!
「現況復旧でいいよね!ね!」
オッケーだそうです(
こんな感じでサクッと調査を終わらせ材料を整えます。
結構大変です(;´Д`)
必要書類
今回は受水槽なので、捺印書類は少ないです。
申請書くらいでしょうか。
下水の申請があるので、そちらのほうがかなりあると思いますが、そちらはまた後日にしておきます♪
とにかく今は図面を完成させることが優先です。
この規模で4F建てなのがなかなか厄介ではありますが(笑)
申請にはもう少し掛かりそうですね・・・。
次の案件
さて、いつまでも一つの案件ばかりやっていられるわけではありません。
次の案件がすでに待ち構えてます。
どうやら老人ホームらしいです。
まだ未知の領域の申請が来ましたが、何やら訳ありな御様子。
さっさと病院を終わらせて次の案件の資料を確認していこうと思います(笑)
図面描き始め
さて、初仕事に病院の申請を任されたわけですが、ざっくり図面を書いた後、現地とか見に行って占用に必要な写真とかも撮ってこようと思います。
申請とか仕事も大事だけど、職場でのコミュニケーションも重要ですよね(´・_・`)
私はあまり人見知りとかないけど、やっぱり初対面は緊張します(笑)
しかも前の会社の寮からの引っ越しやらで入社早々休んでしまってどうなることかと思ったけど、皆さん優しいので内心(*´∀`*)ホッとしてます。
図面描きさんは多くないのに、結構な量をこなしてるので、私も頑張らなくては・・・!
とりあえずは敷地とかの平面図を書いてるわけですが、でかすぎて測量図の座標を打つのが大変!w
とにかく建物を描かないと話が進まないので、無心でやっていくしかなさそうだ・・・。
現在の平面図はこんな感じ。
敷地がとにかく広いし、CADデータもないのでエライ大変(;´Д`)
間取りの用途を書く途中で、この部屋どうゆう意味?って感じの用途とかもあってよくわからないまま建築図面の通りに落込み(笑)
PCがノートなので小さくてやりづらい・・・
モニター買ってもらえないかしら(´・ω・`)
でも入社早々デュアルモニターとかどんだけ我儘だよって言われてしまいそうなのでこのまま黙ってやってみます(;´∀`)
仕事環境
これだけの大きい物件をラップトップで作業するには限界があります。
せめてもう一つ大画面のモニターを用意してデュアルモニターで作業したいところです。
まぁモニターくらいなら自分で用意してもいいんですけどね(笑)
実際ラップトップのキーボードすら自分には受付けないくらいしんどいです・・・
外付けのキーボードはそうそう用意して取り付けましたけど、こういった環境はできれば整えてほしいところです(´・ω・`)
会社の事情もあるのであまり我儘は言えませんが(笑)
肩こり
今まで以上に長時間集中して描く事に専念するためか、かなり肩こりが来てます!
しかも、座りっぱなしなのでそれもまたしんどい(笑)
そっこーBody Make Seat Styleを会社にもってきました!
デスクワークは猫背になりがちなので気をつけたいですね(´・ω・`)
Body Make Seat Styleはデスクワーカーにはかなりおすすめです♪
あとは腱鞘炎がちになるので、マウスも替えました。
エルゴノミクスの腱鞘炎マウスは図面描きにはおすすめです。
ただ少しマウスの精度が低いので、そこは注意が必要です。
大型案件!
ようやく社長から仕事を任されました。
しかし、それはとんでもなくでかい物件で神奈川県内のとある病院の申請・・・w
ナニィィィィィィィィィィィ(*`ロ´*ノ)ノ
いきなりそんなんできるのか!?
と、思いつつ資料に目を通しながらコツコツと平面図を書き始めるのでした(´・ω・`)
こうゆう大きい物件ってのは概要を把握するのも時間がかかりすごく手間もかかります。
NT地所で建築図面を見てたのでわりかし理解するのも時間がかからなかったけど、これだけでかい申請だと水道局もしっかり審査してくるはずなので、施工計画もしっかり見ておかなければなりません。
まずは事前協議の確認。
あれ・・・?引込Φ75ですか( •̀ㅁ•́;)
ってことは本管みたいな配管図か・・・
私の経験上SUSΦ50の取出しか経験がないので、これは厄介だ(ヽ´ω`)
でも受水槽だから中はそれなりにかけてればいいのかな?
取出位置を確認して、まずは全体の平面図と、建物内の平面図、ざっくりとした系統図と、受水槽周り。
こんな感じで書いていこうと思います。
道路掘削
図面はさておきながら、取出しの計画は慎重に設計する必要があります。
これについてはミスるとやり直しというリスクがあるからです。
しかもGXΦ75となれば材料もすぐ用意できない場合もあり、施工も大変です。
さらに今回は片側2車線中央分離帯を横断するという大掛かりな掘削になるので、一度現場を見てこないと簡単には描けません。
次回は現地と役所調査をしてこようと思います。
やはりやり直しはしたくありませんからね(笑)
受水槽
県水の場合は受水槽以降はそこまで詳細はあまり求められない場合が多いので、受水槽周りの直結部分だけをしっかり描いていきます。
特に以下の特殊器具についてはかなり細かく指摘してきます。
- 定流量弁
- 減圧弁
- 逆止弁
- 空気弁
- 波除防止板(多孔管)
などがあります。
どのようなものを使用するかは資料を見ながら判断していきますが、県水では必須になりますのでこれから受水槽を検討している場合は注意が必要です。
また、FMバルブで落し込みの場合は波除防止の為、多孔管を使用しなければなりません。
この辺も竣工したら別途記事にしていこうと思います♪
引っ越しました
昨日引っ越しが終わりました♪
一旦実家に戻ったわけですが、なんだかホッとします(笑)
やっぱ実家は落ち着きますね~。
でもまた余裕が出てきたら一人暮らししたいです(`・ω・´)
初日
早速初仕事を任されました!
とりあえず、初日は挨拶とか自己紹介的なのとかを済ませた後、どんな仕事があるとか、前職のこととか雑談的にしていたのですが、肝心の社長が不在で、まず何からしていいのやら・・・(笑)
今まであまり休む日まもなく怒涛の日々に追われてたので、2週間の休みはあまりにも退屈だったのもあり、早く図面を書きたい衝動が!
どうゆう情勢かわかりませんが、最近は老人ホームとかの申請がかなりあるみたいですね~。
今まで住居、主にアパートの申請ばっかりだったのもあり、営業系の申請はちょっと緊張します・・・。
受水槽とかなら簡単だけど、直結とか増圧は絶対手続きが面倒そうです・・・。
NT地所の時にも何件か直結の営業系の申請を県水でやりましたけど、水理計算はもちろん流量計算とかも別途必要だったり、立面図も必須になるので大きい物件は絶対大変です( •̀ㅁ•́;)
そしてちょっと気になったのは造成の引込系の申請。
これは私の中ではやったことがないので新鮮な感じがしましたね。
開発の申請は面倒だからといって、この手は回避してきたのでやってみたい気も・・・(笑)
ともあれ、今ある未着手の資料を見ながら初日は終了~。
どんな仕事を任せれていくのかワクワクしています(๑•̀ㅂ•́)و✧
いろんな申請をやらせてもらえればその分実績もつくので頑張っていきたいです!
コミュニケーション
前職に続き、家族経営てきなアットホームな感じがしました。
大企業でも大事ですが、零細企業はモロコミュニケーションが大事だと思います。
だってたくさんの仕事を少人数でハケているわけですから、ホウレンソウはもちろん連携は重要な意味を持ちます。
特に水道申請から工事まではあらゆる手続きが必要なので、何か一つでも欠けたら工事ができない場合もあります。
それぞれの企業にやり方があるわけですから、まずはそこから覚えていかないといけませんね(´・ω・`)
段取りがいいとスムーズに仕事も終わるわけで、ミスがなく仕事が終わるというのは気持ちのいいことです♪
仕事環境
今日は自分のデスクを渡されたわけですがちょっとビックリしたことが・・・
どこの企業に行っても実感しますが、PCのスペックが低いですね!(笑)
知識がないのも有るんでしょうけど、CeleronPCはホント勘弁してほしいです。
よくこんなんで図面描けますよね・・・。
最低でもi5以上のPCを用意してもらいたいところです。
今はそんな事言えませんけど、もう少し実績を上げてから交渉していこうと思います(笑)