水道屋さん一覧について

結構水道屋さんを探していらっしゃる方が多いので、主要都市の水道屋さんをまとめましたので、参考にしてみてください。

連絡する際は、「〇〇市の指定工事店一覧をみて連絡しました」と言えば伝わります。

また、水道屋さんを探す時は各水道局の指定工事店を検索するか、管工事組合に問い合わせるとよいです。

 

水道局は基本的に個別具体的な紹介は公平性を欠くのであまり答えてくれません。

探し方のポイントもいくつか紹介していきますので、参考にしてみてください。

 

 

指定工事店一覧

各水道局で公開しているものですが、神奈川県内の指定工事店をリストアップしました。

神奈川県営水道エリア

相模原市・厚木市・伊勢原市・海老名市・綾瀬市・大和市・鎌倉市・藤沢市・茅ヶ崎市・平塚市・大磯町・二宮町・逗子市・寒川町・小田原市の一部・箱根町の一部・葉山町の一部・愛川町の一部

指定工事店一覧▷▷▷神奈川県営水道の指定給水装置工事事業者一覧

横浜市

指定工事店一覧▷▷▷指定給水装置工事事業者リスト

川崎市

指定工事店一覧▷▷▷指定給水装置工事事業者

横須賀市

指定工事店一覧▷▷▷指定給水装置工事事業者名簿

小田原市

指定工事店一覧▷▷▷小田原市指定給水装置工事事業者

座間市

指定工事店一覧▷▷▷座間市排水設備指定工事店一覧表

愛川町

指定工事店一覧▷▷▷水道の工事について

南足柄市

指定工事店一覧▷▷▷指定給水装置工事事業者

三浦市

指定工事店一覧▷▷▷三浦市指定給水装置工事事業者一覧

箱根町

指定工事店一覧▷▷▷箱根町指定給水装置工事事業者一覧

湯河原町

指定工事店一覧▷▷▷湯河原町指定給水装置工事事業者 一覧

開成町

指定工事店一覧▷▷▷水道の漏水を発見したら

非常にわかりづらい(´・ω・`)

大井町

指定工事店一覧▷▷▷水道工事をするとき

中井町

指定工事店一覧▷▷▷水道工事

非常に分かりづらい。一番下の方にあります。

松田町

指定工事店一覧は官報のみで公開。

今どきアナログすぎる(´・ω・`)

山北町

指定工事店一覧▷▷▷漏水の修理について<指定工事店一覧表>

真鶴町

給水工事は指定店でと言いながら工事店一覧を公開していません。

まちづくり課水道係に問合せてください。

清川村

指定工事店一覧▷▷▷水道

分かりづらいですが、基本工事・管理という項目に指定工事店一覧があります。

 

工事店を探すポイント

まず、大手の有名な会社名は自社でのみ行っている場合がありますので、除外したほうがいいです。

まんべんなく指定工事店登録しているところは受けてもらえる可能性があります。

可能であれば、依頼したい市町村に住所がある工事店がベストです。

その地域独特のやり方などがありますから、慣れていないと申請が滞ったりするリスクが多々あります。

 

また、名前に「〇〇工業所」や「〇〇商会」などの工事点は老舗が多いです。

「〇〇設備」や「〇〇ウォーター」などは比較的新しい名前なのでこちらも参考に選んでみてください。

 

国道掘削申請

今回は非常にヤバイ案件です。

国道掘削なんてまず手続きだけでとんでもなく時間がかかりますし、打ち合わせも大変です。

この私にもついに国道案件が来てしまいました・・・(´;ω;`)

 

まず申請内容を整理していきます。

  1. 工事用の申請をする
  2. 国道掘削をして取出しをする
  3. 工事用の後マンション申請をするのに水圧調査をしておく

先に準備しておくこと

先に図面を書く前に水圧調査を出しておきましょう。

水圧調査の回答が下りるまでに工事用の図面をサラサラっと描いておきます。

横浜市の工事用の申請図面は簡単で大丈夫ですので、時間をかけずに描いておきます。

掘削図面は後に説明しますので、先に捺印書類を用意して捺印依頼をお施主様にかけておきましょう。

捺印書類関係

水圧調査は若干時間がかかるので、先に捺印書類を用意します。

以下リストをピックアップしていきます。

  1. 給水装置工事申込書
  2. 使用予定水量申請書
  3. 建築確認済証未提出に係る届出書
  4. 道路掘削跡路面復旧工事履行誓約書
  5. 道路占用手続き委任書

工事用ですので、意外と少ないです。

この時点で建築確認済書がもらえている場合は3の建築確認済証未提出に係る届出書は不要です。

国道掘削と言えど、掘削の書類は通常と変わりませんので、今の段階では通常掘削と同じように準備していきます。

捺印不要書類

お施主様の捺印不要書類もピックアップしていきます。

  1. 給水申込書
  2. 道路掘削申請手続き申込書
  3. 道路掘削跡路面復旧工事施工者確認書

以上が必要書類になります。

掘削図面

次に掘削図面を描いていきます。

まず、埋設物の調査を徹底的に行います。

 

下水、雨水はもちろん、ガス・電気・NTTに至るまですべてを調査していきます。

下水、雨水は土木事務所へ、ガスは東京ガスにFAXで照会をかけていきます。

NTTはネットで調査が可能です。

埋設物調査・確認・工事立会お申込み

 

東京電力はクソ生意気なことに直接調査に行かなければ資料開示してくれません。

おまけに埋設物があるかないかの回答すらFAXや電話でも回答してくれません。

本当に東電だけは嫌いです(´・ω・`)

図面に落としていく

一通りの調査が終わりましたら、かき集めた情報を図面に落とし込んでいきます。

そしてすべての埋設物に占用位置と土被りの情報を平面図と、断面図に書き込んでいきます。

 

また、他埋設物から30cmの離れが必ず必要です。

この離れが確保できないと許可が下りませんので、現場監督と相談しながら工法を確認していきましょう。

申請と違う掘削になるとめちゃくちゃ怒られますので、綿密に計画する必要があります。

 

最後に、埋設物にそれぞれ色付けをすれば完成になります。

これで色分けは大丈夫です。

サンプル図面を公開しますので、参考にしてください。

横浜市国道掘削サンプル

はじめての横浜市の申請業務

実は横浜市の申請はこれが初めてとなります(笑)

「県水に比べるとあまり細かくないし、簡単だからやってみて!」

と言われ、やってみることにしました(´・ω・`)

今日は横浜市のポイントをまとめることにします。

捺印書類関係

おなじみの書類です。

これがないとはじまりません。

横浜市は書類が非常に多く厄介な点もありますので、整理しておきましょう。

もらい忘れがあるとクライアントに迷惑をかけてしまいますので、しっかり準備することが大切です。

  1. 給水装置工事申込書
  2. 使用予定水量申請書
  3. 給水装置所有者変更届
  4. 道路掘削跡路面復旧工事履行誓約書
  5. 道路占用手続き委任書

4と5は掘削がある場合に必要です。

また、調査の段階で台帳請求がまだの場合は委任状も併せてもらっておきましょう。

必要書類

捺印は必要ないが、提出しなければならない書類がてんこ盛りです。

こちらがほぼメインになりますのできっちりおさえてください。

  1. 給水申込書
  2. 給水装置使用中止・廃止届
  3. 道路掘削申請手続き申込書
  4. 道路掘削跡路面復旧工事施工者確認書
  5. 建築確認済書

今回は既設メーターを減径しているので添付してませんが、同口径で再使用する場合は『給水申込書(再開)』が必要です。

申込者が横浜市以外の住所の場合は『代理人選定(変更)届け』が必要になります。

給水申込書は倉出しメーター分必要です。1枚作ってコピーするのがいいでしょう。

なかなかボリューミーですのでしっかり確認しましょう。

図面の描き方

横浜市の場合は赤線を使用しません。

すべて黒線になりますので楽ですね(笑)

ただし、細線と太線で判断しますので、新設以外は細線で描きましょう。

 

水栓もすべて△マークで▲は使用しません。

そのかわり、各水栓に番号を割り当て、『単水栓3個』『混合栓4個』『ボールタップ2個』のように記載します。

また、給湯器の型番が検査でも必ずチェックされますので、現調の際はしっかり確認しましょう。

減径は△で縦管も▲で表現しますので、水栓と混同しないよう形を変えて工夫しましょう

 

ここで注意点がありまして、既設管部分には当時の工事番号をふらなければなりません。

ですので、調査の段階でメモを取るか、台帳請求をしていなければ書けませんので、忘れずに調査してください。

 

図面に関してはほぼ平面図です。

取出~メーターまでの立面図は必須ですが、そんなに難しいものではありません。

共用栓のメーターはΦ13ですが、前後の継ぎ手はΦ20になってます。

袋ナットの部分だけがΦ13になっていますので、間違えないようにしてください。

私は全然知らなくて、竣工間近で焦りましたが、材料屋さんが知っていたらしく危うく事故は免れました(笑)

横浜市水道申請サンプル

 

横浜市の排水設備申請

さて、新たな年も開けて一発目は横浜市の排水設備申請業務です。

申請内容は、高級外車のショールームの排水設備申請と、最終ますの自費工事申請となります。

横浜市は他の市町村と異なりまして、土木事務所というところで下水道業務を扱っています。

他の市町村は市役所の土木課等にで扱っています。

要は、専門の事務所に土木のエキスパートがいるので、審査が細かいんですね(笑)

これがまた厄介で、細部まで突っこまれたりします・・・。

さらに縦断図が必須で、汚水のみならず、雨水も描く必要があります。

さらにさらに、400㎡を超える規模の場合は降水強度を計算したりしなければなりません。

私はこのボリュームの多さから横浜市の排水申請が全然慣れません・・・(笑)

もう少し緩和してもらうことはできないのでしょうか(´・ω・`)

捺印書類

排水設備申請の書類はさほど難しくなく、申請書があれば大丈夫です。

完成届は印が必要ありません。

※2017年4月以降は説明報告書を添付するよう改正されました。

自費工事については下記を用意しましょう。

  1. 下水承認申請書
  2. 公共下水道施設築造工事に伴う道路掘削跡路面復旧工事履行誓約書
  3. 着工届
  4. 完成届

以上が必要になります。

掘削の誓約書が漏れやすいので、忘れずに用意しましょう。

自費の書類に関してはすべて2部必要で、副本は帰ってくる土木事務所と、返ってこない土木事務所がありますので、正・副・控があるといいと思います。

着工届の提出時には工程表も必要ですので、用意しておくといいです。

図面の描き方

まず、今回は400㎡を超える規模でしたので、雨水に関して降雨強度における雨水量の計算が必要です。

これが凄く大変で、分かりづらいです。

まず、施工図を確認し雨水配管の計画を立てます。

雨水流量の算出の仕方

屋根の水勾配を確認しながら、屋根を適当に分割し、分割した屋根面積の雨水が直近の雨樋に流出する計画を立てていきます。

同じような手順で、敷地も分割し、直近の雨水桝に流出するよう計画を立てていきます。

上流の雨水桝から、下流の雨水桝に向けて、放流する面積が大きくなりますので、横浜市の基準から200㎡を超えた時点でVUΦ100→VUΦ125に増径していく、という流れです。

400㎡を超えるとVUΦ150になります。

1500㎡を超える規模の場合、最終的な管径はさらに平米数から高雨強度を計算してマニング公式流量表から適切な口径を算出します。

今回は400㎡程度でしたので、雨水求積図の添付だけでした。

参考に載せておきますので、興味があれば調べてみてください(笑)

横浜市排水設備見本

注意点

横浜市は排水設備申請の許可がないと自費工事の申請が出せません。

まずは排水設備申請の許可を取りましょう。

この点が横浜市の自費工事申請のハードルを上げてる部分だと思います・・・。

緩和してほしいものです(´・ω・`)