チタンリングとは?
前回、金属アレルギー反応の出にくい素材としてサージカルステンレスリングを紹介しました。
いかにステンレスが優れているとは言え、”絶対”ではありません。
そこで、もっと酸に強い素材としてチタンリングを紹介します。
最近ではその強度からペアリングや結婚指輪、社印や実印などにも採用されています。
実は私も宅建士を取得した際にお祝いとして、チタン製の契約印を作りました。
3万円弱くらいと結構な値段でしたが、印鑑というものは欠けたり変形してしまったら意味のないものなので、強度のあるチタン製の印鑑はとてもメリットがあります。
ただ、水牛製などに比べると重いので、今はほぼ会社に置きっぱなしで決裁印として使っています。
活躍の場がないので若干もったいないですね(笑)
チタンがなぜ注目されているのか?
チタンとは軽い、強い、錆びないという三大特徴があります。
アルミニウムほどではありませんが、かなり軽い部類で、鉄の3分の2程度と言われています。
強さとしては高温885℃以上で変形すると言われており、鋼・鉄・アルミニウムの中で溶けるのも一番高いです。
さらに、曲げてももとに戻るたわむ力も鉄の2倍あるとされています。
錆びないという点では、橋の足に使用されるなど、塩水や塩酸、硫酸にも強く溶けにくい金属です。
このように非常に優秀なチタンですが、その強度故に加工が難しいといデメリットもあります。
ステンレスリングもそうですが、強度があるが故に消防署のリングカッターでは切断でない場合があり、突き指や骨折などで腫れた時の緊急時に困ることもあります。
また、溶かして再加工ができないのでサイズ直しができませんので、余裕をもったサイズを選びましょう。
デザイン性に優れている
チタンリングはカラーバリエーションが豊富で色々なデザインを選べます。
グラデーションカラーやストライプ柄などのファッション性が高いのも魅力の一つです。
オーダーメイドどオリジナルデザインのペアリングや結婚指輪を作ってくれる専門店もあります。
希少価値が低い
プラチナが1グラム4000円位ですが、
チタンは1グラム0.15円位で1キログラム150円程度です。
プラチナの2万分の1以下です。
また、大手ブランドは貴金属を専門としてますので、チタンなどの資産価値の低い金属は扱わない傾向にあります。
やっぱりアレルギーにつよい
チタンはステンレスと違い、酸に強い耐性があります。
現にインプラントの土台や義手・義足・人工骨にも使われています。
人間の体の中の水分は海水と同じような塩水ですから、金属が溶け出してしまっては使用することはできないのです。
まとめ
ステンレスリングによりもアレルギーがでにくいチタンを紹介しました。
ステンレスリングでアレルギー反応が出てしまったら、チタンリングを検討してみてはいかがでしょうか?
オーダーメイドのチタンリングは本当に可愛いデザインが豊富です。
お値段は高めですが、オススメのリングです。
それでも貴金属に比べたら断然安いですから、学生にもオススメです。
amazonでチタンリングを見てみる▷▷▷チタンリング一覧
楽天でチタンリングを見てみる▷▷▷チタンリング一覧
ステンレスリングとは?
ステンレスの指輪、いわゆるステンレスリングをご存知ですか?
今ステンレスリングはアレルギーが出にくい素材として人気が出てきています。
水道管も平成13年ごろからステンレス鋼管を使うようになっています。
ステンレス鋼管は耐震性や耐食性、環境性に優れているためです。
新築のご家庭の殆どはステレス鋼管でお水が供給されています。
ステンレスは錆にくい素材のため、アレルギー反応が出にくいと言われています。
また、強度が高く、傷がつきにくくお手入れが簡単というメリットもあります。
しかし、加工がしにくいためシルバーやゴールド、プラチナに比べて若干厚みがあるなど違和感もあります。
シルバー・ゴールド・プラチナとの違い
ファッションリングや結婚指輪などに人気の高い金属としてシルバー・ゴールド・プラチナがあります。
これらの金属はその希少性から値段が高く、美しい輝きで人気の金属です。
また、その純度の高さでアレルギー反応が出ないことから、これらの金属を選ぶ人も多いです。
本当にアレルギーはでないの?
『完全に』という意味ではアレルギーが出ないわけではありません。
これはステンレスに限らず、18金でもアレルギー反応が出る場合もあります。
そもそも18金は純度75%で、残りの25%はシルバー12.5%胴12.5%の混ぜものによって構成されています。
シルバーや胴を混ぜることによって、強度や明るい色を作り出しているからです。
ステンレスは鉄、クロムやニッケル、炭素を含む合金鋼です。
このニッケルは一番アレルギーが出やすい素材です。
しかし、ステンレスは不動態皮膜と呼ばれる薄い膜があり、非常に稠密で科学的に安定していて、傷がついていても瞬時に再生します。
これによってステンレスは高い耐食性を実現しているのです。
またサージカルステンレスと言って、医療用メスなどに使用されているステンレスリングもあります。
とはいったものの、人の汗や体液はほとんどなんでも溶かす性質をもっています。
長時間汗にさらされると錆が発生し、錆るということは金属アレルギーの原因となります。
また、一度アレルギー反応がでると、治ることはありません。
世の中に出回る18金やプラチナ900も胴やバラジウムを含んでおり、金属アレルギー反応のでやすさは銅やバラジウムと同等です。
バラジウムはパッチテストの半分以上が陽性反応が出るほど金属アレルギーになりやすい金属です。
汗は金属アレルギーの原因になりますから、汗っかきの方や、手汗の凄い方はチタンやジルコニウムをおすすめします。
ステンレスって安っぽい?
私はいつもプラチナ・ゴールド・ステンレスリングを身に着けています。
小指:プラチナ
薬指:18金
中指:サージカルステンレスリング(ピンクゴールドメッキ)
ファランジリング用に購入したのがきっかけで、現在は職場でもオススメしています。
軽いので、持てば「ん?」と感じる事はありますが、見劣りはしません。
1年ほど愛用してますがメッキがハゲたりすることなく、小傷はありますが綺麗です。
ちなみにYahooショップで770円で購入しました(笑)
安価で綺麗なので、色々試せるのもメリットです。
現在はピアスもすべてステンレスに変更するくらい気に入ってます。
ダイアのピアスは24時間356日つけっぱなしにしていますが、ステンレスにしてから耳が痒くなることはなくなりました。
まとめ
ステンレスリングは安価で手に入りますが、他の金属に見劣りせず、しかもアレルギー反応が出にくい素材です。
アレルギー反応が過剰な方にはオススメできませんが、材質の不確なものを購入するよりステンレスをオススメします。
また、学生のペアリングにも予算の都合のいいものがたくさんありますので、是非お試しください。
amazonでサージカルステンレスリングを見てみる▷▷▷サージカルステンレスリング一覧
楽天でサージカルステンレスリングを見てみる▷▷▷サージカルステンレスリング一覧
amazonでサージカルステンレスピアスも見てみる▷▷▷サージカルステンレスピアス一覧
楽天でサージカルステンレスピアスを見てみる▷▷▷サージカルステンレスピアス一覧