クルミと緑茶がコラボ!?意外な食べ合わせと健康効果は?

暮らし

2018/4/17

お菓子やおつまみによく食べられているくるみ。

そして日本ならではの飲み物である緑茶。

あまり関連性が薄そうな2つの食材ですが、最近この組み合わせよって高い健康効果が生まれるという研究がされているのをご存知ですか?

今回はくるみと緑茶の組み合わせによって得られる効果についてご紹介します。

くるみは糖尿病や生活習慣予防に効果がある?

自然食品として、ナチュラル志向の人々に好まれている”くるみ”

クルミにはマンガンや銅、マグネシウムなどのミネラル類に加え。ビタミンB1やビタミンB2、ビタミンB6、葉酸などビタミン類も豊富です。

また、くるみはホールフードでも有名です。

 

脂質を多く含んでいるためカロリーは高めですが、α-リノレン酸などの多価不飽和脂肪酸がおおく、良質な脂肪が取れるためダイエット中のおやつとして、愛用する人も多くいます。

くるみの健康効果は、LDLコレステロールの低下や肥満の予防、心臓病や糖尿病などの生活習慣病の予防、肝臓を保護する作用など、様々な効果が知られています。

緑茶は免疫力UPに高血圧、虫歯予防効果にも!

次に”緑茶”です。

日本人に最も馴染みの深い飲み物の一つです。

ひとえに緑茶といえど、その健康機能はいろいろあります。

 

緑茶の主な有効成分は2つ。

緑茶ポリフェノールとビタミンCです。

 

”緑茶ポリフェノール”は、油脂類の抗酸化、虫歯予防、がん予防、高血圧予防、利尿作用などがあります。

”ビタミンC”には動脈硬化予防、血栓予防、がん予防、免疫増強作用などが知られています。

また、緑茶の効果は毎年新しい効果が発見され続けています。

 

緑茶の味は、お茶を淹れる道具やお湯の量、温度によって変わってきます。

とくに”水出し”の緑茶には、免疫力アップの効果があると言われています。

 

急須で煎じることが多い緑茶ですが、残った茶殻にも食物繊維が豊富で、”食べる緑茶”というのも流行っているようです。

粉末状の茶葉を練り込んだ団子やまんじゅう、アメなどのお菓子類、そうめんやそばなどをためるのもオススメです。

 

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くるみと緑茶の相乗効果とは?

”くるみ”と”緑茶”と聞くと意外な組み合わせのような感じがしますが、この2つを一緒に食べるとさらに健康効果が上がるという論文が発表されました。

その研究結果の論文の内容は、

・くるみとラズベリー、リンゴ、緑茶のいずれかを与えたマウスは、食後の血糖値の上昇面積が小さくなり、血糖値の上昇が緩やかになった

・くるみとブロッコリーまたは緑茶のどちらかを追加したマウスは、肝臓の脂肪もすくなかった

くるみと緑茶を一緒に摂取した場合「糖代謝」や「脂肪代謝」が改善する可能性が示唆されました。

 

※あくまでマウスを使った実験結果で、人間にも即効果があるとは限りません。

手軽なくるみの食べ方とまとめ

このように、くるみや緑茶にもそれぞれ健康効果があることはよく知られた事実です。

2つとも手軽に手に入る上に、手間をかけることなく食べられるものですので、安心して日常生活に取り入れることが出来ます。

殻の剥いてあるものをオフィスの机にそっと忍ばせておいて、休憩したい時などに緑茶とくるみの組み合わをティータイムに楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

おつまみ用のくるみには塩分が多いので、食べ過ぎには注意しましょう。

また、くるみの推奨所要量はひと掴み28グラム程度です。

これ以上はカロリーオーバーになりますので気をつけて!

ワンポイント

剥きくるみはしっかり密閉して冷蔵、冷凍すると1年ほど保管がききます。
臭いを吸収してしまうため、臭いの強い食材から離して保管してください。