頬の内側を噛んでしまうのはなぜ?その原因と対処法とは?

暮らし

2018/4/20

食事中にうっかり頬の内側を噛んでしまって、痛い思いをしたことはありませんか?

なんでもない時や、寝ている時も噛んでしまうことがあるそうです。

専門的な言葉では”粘膜の咬傷”といいます。

 

噛んでしまった後に膨らんでしまって、さらに噛みやすくなってしまったりします。

ではなぜそのようなことが起こるのでしょうか?

今日はその原因と対処法をご紹介します。

噛んでしまう原因はさまざま

頬の内側を噛んでしまう原因はなんでしょうか?

それには”口の中を噛んでしまう原因に、かみ合わせやストレスなどの要因が関係している”からです。

 

疲れていたり、ストレスを抱えていると、話す時や、食事中に口や頬、舌がうまく動かずに、突い噛んでしまうのです。

また、最近よく噛んでしまうという場合は、体重の増加や加齢なども原因として考えられます。

 

他にも、

  • 奥歯に新しい被せ物をした
  • ボロボロになった奥歯を治療して被せ物をした
  • 奥歯にブリッジを入れた
  • 噛み合わせの調整をした

なども考えられます。

これには、今まで慣れていた口内環境が急激に変化して、粘膜が対応できない場合に起こります。

 

また、急ではないにしても、少しずつ頬の内側を噛みやすくなる傾向が強くなるケースもあります。

  • 歯ぎしりが多い
  • 親知らずが生えてきた
  • 体重増加による粘膜の厚さの増加

歯ぎしりがある場合には、歯ぎしりによって歯の移動が起こるため、長期間に渡って少しずつ歯並びが外側に広がるように傾斜しやすくなります。

ですので、粘膜との間にある空間が少しずつ減っていってしまうのです。

 

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頬の内側を噛んでしまう対処法・治療法

対策としては、もし歯の被せものを入れた直後に噛んでしまうようになった場合は、1~2週間程度は様子を見ても良いと思います。

無意識のうちに頬の筋肉を、内側に寄せながら噛んでいるケースも多いからです。

 

しかし、いつまでも頬を噛んでしまうようであれば、かかりつけの歯医者さんで歯の形の修正で調整をしてもらってください。

新たに被せものの相手側の歯を調整することも有効です。

親知らずが出てくる場合は、歯の周囲の歯ぐきが少しづつ減少してくるため自然に歯ぐきを噛まなくなるケースと、出てくるたびに頬の粘膜を噛みやすくなるケースのどちらも起こります。

 

頬の筋肉を鍛えよう!

他にも、頬の筋肉を鍛えるやり方もあります。

頬を思いきりふくらませる、反対に思いきりへこませるという運動を続けると、頬の筋肉が鍛えられて噛みにくくなります。

また、噛みごたえのある食べ物をしっかり噛んで食べるようにすることによって、頬の筋肉を鍛えることもできます。

頬の筋肉を鍛えることで、頬が垂れ下がるのを防止して美顔・小顔効果も期待できますので、試してみられてはいかがでしょうか。

早期に治すことを心がける

頬を噛むことにより、口の中に傷が出来てしまった場合は、口内を清潔に保つようにしましょう。

特にうがいが有効で、市販のうがい薬や、お水でもいいのでうがいを心がけましょう。

口の中には菌がいますので、傷に最近が入ると、傷の治りが遅くなります。

 

また、寝不足を解消し、十分な睡眠と入浴などによって、疲労やストレスをとり、噛んでしまった傷を早く治すことも重要です。

ビタミンが多く含まれた緑黄色野菜を摂取することも、傷を早く治すのに有効です。

 

口内に傷がある期間は、悪化しないよう辛いものや熱いものは控えるようにしましょう。

まとめ

口内の傷は想像以上に長引くことも多く、食事や会話、歯磨きにも支障が出ます。

できるだけ口内のトラブルを避けるためにも、頬の内側を噛んでしまうあなたはこれを機に対策を行ってみてください。

また、一度気になりだしたら止まらない場合もありますので、頻繁に繰り返す時は一度かかりつけの歯医者さんに相談されることをオススメします。