こんにちは、NANAMIです(`・ω・´)
先日は海の日でGW以来の3連休となりました。
遊びにいくならいい天気で、絶好の行楽日和ですが、尋常じゃないくらい暑かったですね・・・。
晴れるのはいいけど、少し限度ってものがあるでしょ!と言いたいくらいです。
さて、そんな海の日に私は日本で一番古く、一番最初に作られた相模ダムと、相模発電所の見学会に参加してまいりました!
相模湖ダム祭の概要
相模湖ダム祭は毎年海の日に、相模湖で行われています。
相模ダムや、相模発電所など普段入ることができない場所が見学できるほか、スタンプラリーなどイベントもあり、お子様からお年寄りまで楽しむことができますよ♪
相模湖ダム祭
場 所:相模湖公園、相模湖交流センター、相模ダム、発電所各地
日 時:平成30年7月16日
時 間:午前10時 ~ 午後16時まで
駐車場:相模湖公園(有料) 相模湖交流センター(有料) 与瀬グラウンド(無料)
問合せ:042-770-7777
公式HP:相模湖ダム祭
相模ダムとは
相模ダムの建設には、相模川の氾濫と横浜市や湘南地域の人口増加に伴い、飲料水の確保が必要となり着手されることになったダムです。
工事着工は1940年(昭和15年)で、戦時中にストップするも1947年(昭和22年)に完成しました。
この相模ダムの建設前には196戸の住民がおり、当時はとても反対されていたとのこと。
しかし、日中戦争による京浜工業地帯への電力供給を急いでいた陸海軍に、強力な圧力をかけた後、どんぶり勘定に近い補償金額で立ち退いた、という黒歴史も・・・。
ほんの78年前の日本の歴史にはこんな事もあったんですね(´・ω・`)
現在はダムによってできたこの相模湖周辺は、相模湖町としてちゃんと賑わっていますよ♪
相模ダム見学
今回相模ダムを見学しようと思ったのは、私自身水道屋に勤めており、神奈川県営水道に深く関わっているので、単純に興味でいきました(笑)
津久井湖・城山ダムは近所なので、よく見に行きますが、相模ダムをまじまじと見学したのは今回はじめてかもしれません。
午後から他の予定があったので、朝10時から行けるように行ったのですが、道に迷って10時30分に着きました(笑)
あまり相模湖は来ないもので、道がわかりません(´・ω・`)
クソ暑いなか、神奈川県企業庁の職員が一生懸命説明してくれました。
最近は自分で調べることはあっても、教えてもらうことがないので、新鮮な感じです(笑)
他のかたも質問したりして、一生懸命聞き入ってしまいました!
意外と普通のコンクリートダムで、ダムの上には橋がかかっており、通学路になっているそうです。
車は通れませんが、日常から橋を渡ることができます。
み、緑や!w
湖が緑色になっているのは、気温が高くなるとアオコという藻が発生するからだそうです。
湖をかき混ぜ水温を保つため、相模湖には8か所機械が沈んでいて、その機械が下から空気を送り出す事によって、アオコの発生を抑制しているんだとか。
意外ときれい(`・ω・´)!
水門を開ける機械は、建設当時からずっと使われているそうです。
年季が入っていますね!
大事に使われているのか、きちんと手入れされています。
ちなみに台風なんかが来ると、流木がたくさん流れてくるので、クレーンで除去するそうです。
かなり流木が流されいますね。
ダムには地下につながる通路があり、地震計や、ダムにかかっている水圧を測定する機械などがあそうです。
洞窟からはエアコン波の冷たい風が!(笑)
涼しい~(*´ェ`*)
この相模ダムは地盤の上に立てられているため、地震が来てもそんなに揺れないみたいです。
ちなみにこの地下道への道は通常公開されていませんので、見学会でしか見ることはできません。
相模発電所見学
相模発電所は、相模ダムと違って通常非公開です。
この見学会などのイベントの時にしか見学することができません。
かと言っても、特に何かあるわけではありませんが(;´∀`)
相模発電所は、相模ダムの下流にあり、ダムから水を流すことによって発電しています。
発電するタイミングや量は、決められているそうで、エアコンなどの電気使用のピーク時に発電することが多いようです。
ダムから放流されるものとは別に、発電用に放流される水を使ってモーターを回して発電しています。
発電機は2基あり、見学しているときにちょうど発電されていましたので、内部を見ることができました♪
撮り方下手(*ノω・*)
もうすぐ発電が終わる!と、言われ急げ急げで撮影したのでアングル悪いです(´・ω・`)
この黄色い物体の内部で発電されているそうですブーンε=ε((( っ・ω・)っ
地味ぃ~(笑)
この黄色い物体の内部には、ご覧の支柱が高速回転してました(笑)
これのどこらへんで発電されてるの?ってところが観たいですよねぇ・・・
近くの職員が一生懸命説明してましたが、まぁとにかく音が凄いんですこれ!
なので、何も聞こえませんでした(笑)
帰宅後にいただいたパンフを見直したら書いてありました!
この水車軸というのを今回見学できたんですね~♪
ちなみに、この発電所で使用された水は、このまま下流の沼本ダムまで流れていき、そこから津久井湖と谷ケ原浄水所へと分岐し、飲料水へとなっていくそうです。
このような落差を利用した水力発電所は神奈川県にはたくさん設置されていて、クリーンエネルギーの一端を担っているんですね(●´ω`●)
まとめ
相模ダムは富士山の伏流水で、神奈川県の飲料の60%を担っているそうです。
また、水源が豊富で埼玉県や東京都の水不足などに左右されず、比較的安定して供給できます。
平成最後の今年の夏は異常に暑いですが、先日の台風の影響もあってダムは満タンになっていました!
しかし、限りある資源に変わりはありませんから、大事にしていきたいですね(●´ω`●)
最後は相模湖でかき氷を頂いて帰りました(笑)
夏休み満喫しましょう~(∩´∀`)∩