だんだんと暖かくなってきて、春の風を感じる季節は、「そろそろ夏のためにダイエットをしないと」そんな衝動にかられませんか?
冬に蓄えてしまった脂肪ってどこにたまってるのでしょうか?
今回は脂肪の付き方を理解し、効率よく脂肪を落とし夏に備えるためのエクササイズをご紹介いたします。
肥満と脂肪の関係
肥満とは、単に体重が重いだけでなく。身体を構成する成分の内体脂肪が過剰に蓄積した状態を言います。
摂取エネルギーと消費エネルギーのアンバランスから、余分なエネルギーが脂肪となり、皮下や内臓に体脂肪となってたまります。
身体の中で脂肪の占める割合を体脂肪率といい、その割合が一定以上高い場合を肥満といいます。
食べ過ぎや運動不足により起こる肥満を”単純性肥満”といい、肥満の95%がこのタイプです。
肥満の分類
肥満のタイプを分類すると、大きく2つに分けられます。
一つが”内臓脂肪型”で、内臓の周りに多くの脂肪が蓄積するタイプでです。
糖や脂質の代謝がわるくなり、生活習慣病になりやすいことがわかってきました。
もう一つは”皮下脂肪型”でこれは皮下に脂肪が蓄積するタイプです。
内蔵脂肪型肥満
内蔵脂肪型肥満とは、腹腔内の腸間膜などに脂肪が過剰に蓄積しているタイプで、下半身よりもウエスト周りが大きくなります。
その体型から”リンゴ型肥満”とも呼ばれます。
男性に多く見られるのも特徴です。
BMIが25未満で、肥満ではないものの、内臓脂肪が蓄積している場合もあり、”隠れ肥満症”と呼ばれることがあります。
内蔵脂肪型肥満の目安として、ウエスト周囲「男性:85センチ以上」、「女性:90センチ以上」とされています。
皮下脂肪型肥満
BMI、すなわち体重が基準値をオーバーしているけれど、ウエスト周囲は基準値内の人。
皮膚の下部にある、皮下組織に脂肪が蓄積するタイプで、太ももやお尻など下半身の肉付きが良くなるのが特徴です。
その体型から”洋梨型肥満”とも呼ばれ、特に女性の場合は授乳期の蓄えとして皮下脂肪がつきやすいという性質があります。
さらに一度ついてしまうとなかなか落ちにくいのも皮下脂肪の特徴です。
内蔵脂肪型肥満のエクササイズ3選
運動や食事制限によって比較的簡単に落とすことができるとされています。
体脂肪を直接エネルギーとして使う有酸素運動を積極的に行っていくと良いでしょう。
食事面では油と糖分、カロリーを抑えながらタンパク質や食物繊維が多く含まれる食品を摂取することを心がけると良いでしょう。
呼吸だけで内臓脂肪を燃やす
最初は効果あるの?って感じですが、後からだんだん暑くなります。
自宅で静かに4分間でできる有酸素運動
筋トレと合わせると皮下脂肪にも効果的です♪
運動が嫌いな人に4分間ダイエット体操
運動ではなく、体操で頑張ってみたい人に。
皮下脂肪型のエクササイズ3選
皮下脂肪は分解されにくいという性質をもっていますが、皮膚のすぐ下にあるので、外からの刺激を与えやすい脂肪でもあります。
マッサージなどで血行の促進を行い、適度な運動と食事制限をすることで徐々に効果が現れてきます。
ジョギングなどの有酸素運動、筋トレなどの無酸素うんどうを組み合わせて行うとより効果が期待できます。
サーキットトレーニングがオススメ
初心者でも準備運動からクールダウンまでワンセットでできます。
4分間で筋トレ・有酸素運動・ストレッチ全部込!
続けることが重要です。4分間でも頑張って!
1分間の最強スクワット
時間のない時は1分間スクワットを。キツイので呼吸も意識して。
まとめ
自分の脂肪がとこに付いているかを理解して、集中的に脂肪を落としていきましょう。
ぜひ夏に備えて冬に付けてしまった脂肪を撃退してみてください。
また、これらのトレーニングは続けることが重要です。
無理は怪我の元になりますので、ゆっくりできる範囲で結構ですから、その日に合わせて、できるトレーニングを選んでやってみてください。